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心残りを補完すべし。【プラリア試作】 [アトラ・ハシス]

アトラに関してのなによりの心残り、それはね…。

『私、あなたに、好きという言葉を貰った覚えも、
 交際を申し込まれた覚えもないけれど、
 プロポーズは受け入れた……と思ってる』

このセリフだよ。

一足飛びにプロポーズになった最大の理由は、私の力量不足です。
「つきあってほしい」と言うタウの姿が全然想像できなかったから。
書いたけどなんかチープになっちゃったんだよ、たしか。
当時の私には交際を申し込む従者の台詞が捻り出せなかったのです。
結婚してほしいと懇願する流れのほうが素直に言葉が降りてきたの。

交際前、素の状態で「愛してる」はなかなか言わないと思います。
言うなら漱石さんの「月が綺麗ですね」くらい変化球になると思うんだ。
そして、口ではオブラート変化球だけど、手は出てると思うんだ。
日本語でなければいけると思うんだけどね! 日本語奥ゆかしいからね!

でもさぁ、あんなこと言われたら、タウ本人も気にしてるはずなのよ。
なので、「好きです」と「交際してください」を形にしたくなりまして。
途中書きで保存されていたネタをちょっと詰めてみました。

状況的には披露宴の後、もらった鍵で部屋を訪ねたところです。
「そのうちドレスも見せてくださいね」は絶対言ってると思うんです。
そして23歳の健全な男子は、もうけっこう我慢が限界です(笑)

鍵もらう流れからして、おそらく一線超えてませんよね、この人達。
花摘みから挙式が5日間あって、探索はさらにその前だからね。
むしろ、おま!よく耐えてるな!と褒めてあげたいくらいだよ。

【プラリアを読んでみる】


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